リスク(Lisk)は時価総額が約1200億円で
仮想通貨の中でも後発の新しいアルトコインです。(2017年時点)

基本情報
通貨単位:LSK
発行年月日:2016年5月
発行上限:無し
発行量:約1億1500万LSK  ※2017年11月時点
時価総額:第12位 (約1200億円) ※2017年11月時点

 

リスク(Lisk)概要

リスクは、2016年から取引が開始された後発の仮想通貨です。
にもかかわらず、急激に時価総額を伸ばし、
今では、アルトコインの中でも注目される存在となっています。

リスクの特徴は、JavaScript言語で開発されたサイドチェーンという
技術を用いることにより取引の承認作業を高速化していることです。

ビットコインが10分かかる承認作業を、
リスクなら、わずか10秒で処理します。

この情報だけでもリスクが後発にも関わらず、
アルトコインで上位の時価総額をほこっている理由が
分かると思います。

サイドチェーンでは、ブロックチェーンの拡張を
メインのブロックチェーンとは別のブロックチェーンを作って、
そのブロックチェーンを接続することで行います。

それぞれのブロックチェーンで承認作業を実施することで
承認作業の高速化を実現しています。

ちなみに拡張の際、新たに作られるブロックチェーンのことを
サイドチェーンと呼びます。

独立したブロックチェーンを作成することで処理は速くなりますが、
ブロックチェーンごとに一部の人間が制御権を掌握する可能性があり、
一部の人間が制御権を悪用するようなことが起きると、
リスクの仮想通貨としての信用は失墜する恐れがあります。

また、リスクには発行数の上限が無いため、
過剰な流通により価値が下がる危険性もあります。

それでも、市場の評価を見る限り、リスクは魅力的な投資対象と言えます。

 

リスク(Lisk)の価格推移

リスクの価格の推移を見てましょう。

 

上のチャートが
2016年5月から2018年1月までの1LSKあたりの価格(円)の推移です。

2017年の1年間でなんと約143倍も高騰しています。
たったの1年間としては脅威的なパフォーマンスです。
仮想通貨投資には、こういった夢がまだあります。

2017年の夏頃までは全く動きが無い感じでしたが、
2017年の夏から2018年にかけて急激に価格が上昇しています。

2017年の中頃からビットコインの認知度が上がってきたのと、
ちょうどその頃にビットコインの投資信託化が却下されたので、
ビットコインへの失望から、ビットコインの資金が
リスクなどのアルトコインに流れたことが影響しています。

ただ、2018年に入っても価格は高値をキープしているので
一過性の勢いだけではないと言えます。

価格的にも、まだまだ大きな上昇が狙える仮想通貨です。