ネム(nem)は時価総額が約2084億円で
時価総額は全体10位。TOP10に入る大規模な仮想通貨です。(2017年時点)

基本情報
通貨単位:XEM
発行年月日:2015年3月
発行上限:89億9999万9999XEM
発行量:89億9999万9999XEM  ※2017年11月時点
時価総額:第10位 (約2084億円) ※2017年11月時点

 

ネム(nem)概要

ネムはビットコインで採用されているブロックチェーンという技術を
より簡単に拡張できるよう改善して使用しており、

その結果、
ビットコインが1秒間に7つの承認作業しか出来ないのに対し、
ネムは1秒間に3000の承認作業を完了することが出来ます。

これは、送金や決済のスピードに直接影響し、
ネムを使う場合、送金や決済は一瞬にして完了することができます。

ネムの誕生時点で、発行数上限の89億9999万9999XEMを
投資家に全て分配しているので、
ビットコインのように今後、発行数が増えていくことはありません。

また、ネムはビットコインのように処理の膨大な計算が必要ではない為、
処理に必要な電力の消費量を抑えることができるので、
省エネとしても優れた仮想通貨と言えます。

ネムの開発には日本の取引所であるザイフ(Zaif)も関わっている為、
ネムを売買する際の取引手数料は、
ザイフが他の取引所より安く設定されてたりします。

 

ネム(nem)の価格推移

ネム(nem)の価格の推移を見てましょう。

上のチャートが
1XEMあたりの価格(円)の推移です。

ネムは2017年のはじめの時点で、約0.4円と買いやすい価格だったこともあり、
2017年の1年間で307倍も高騰しています。

日本では、2016年7月にザイフ(Zaif)取引所で取引を開始し、
2017年4月にコインチェック(Coincheck)取引所で取引が開始された
タイミング頃から、価格が大きく上昇し始めました。

ネムは上限発行数を既に発行済みなので、
流通量過剰による価値の低下がなく、
希少性を保持できることから、価格も上がりやすい傾向があります。

ネムが急激に価格を上げた要因の1つが
中国のWechat(日本で言うところのLINEのようなもの)で利用できる
ネムのウォレットアプリ開発です。

中国の資本がネムに大きく流れる期待から、価格の急上昇に影響しました。
ネムに限らず仮想通貨全体にとって中国資本の影響は絶大です。

ネムの送金、決済のスピードは仮想通貨全体でも最速の部類です。
今後、中国の国内での送金や決済において
ネムの存在感が増していけば、更なる価格の上昇も期待できるでしょう。