リップル(ripple)は時価総額が約1兆60億円で
アルトコインではイーサリアム、ビットコインキャッシュに次ぐ時価総額です(2017年時点)

基本情報
通貨単位:XRP
発行年月日:2012年
発行上限:1000億XRP
発行量:約386億2000万XRP  ※2017年11月時点
時価総額:第4位 (約1兆60億円) ※2017年11月時点

 

リップル(ripple)の概要

リップルは、2012年から取引が開始された
そこそこ歴史のある仮想通貨です。

リップルは国際送金を目的として、
リップル社が提供するシステムの総称で、
厳密にはリップルは仮想通貨の名前ではなく、
国際送金システム全体の名前です。

このシステムで送金の仲介をしている仮想通貨が
取引されるようになり、リップルという名前になりました。

リップルは、ビットコインやイーサリアムと比べて
1単位あたりの価格は少額なのですが、
発行数量が他のアルトコインより桁違いに多いので
時価総額では全体の4位の規模を誇っています。
(ビットコインの約2400倍の発行数量 ※2017年11月時点)

リップルはの特徴は、
ビットコインなどに採用されているブロックチェーン技術は使わず
コンセンサスレッジャーという技術を採用しています。
コンセンサスレッジャーでは、共通の台帳をネットワーク上の
サーバーで共有して取引の認証を行います。

ネットワーク上の複数のコンピュータで共有するのは
ビットコインなどの仮想通貨と似ていますが、
リップルは特定の管理者が存在しないビットコインなどと違い
リップル社によって管理/運営されてます。

1つの会社が運営しているという意味で、
その会社の運営しだいで、どうにでもなるリスクはあります。

ただ、Google社などの大企業が出資していたり、
日本でも東京三菱UFJ銀行が送金システムに採用したり、
リップルの信用度が世界的に上がってきているので、
投資対象としては有望と言えるでしょう。

 

リップル(ripple)の価格推移

リップルの価格の推移を見てましょう。

上のチャートが
1XRPあたりの価格(円)の推移です。

2014年から2016年までは低価格でほぼ横ばいでしたが、
2017の1年間でおよそ347倍も高騰しています。
元々の価格がとても低かったこともあり、
2017年末には異常な上がり方をしています。
その反動もあって、2018年に入ると急激に価格を下げています。

下げたのは異常な上がりに対する調整であり、
リップルのシステムに致命的な問題が発生したわけではありません。

依然として上昇の流れはキープしており、
他のアルトコインに比べて価格はまだ低いので、
今後、また、大きな上昇も期待できるかもしれません。

2017年の上昇のように、とても投資対象として
夢のあるアルトコインです。